沼津

巨大展望施設「びゅうお」

びゅうお 沼津

沼津のメイン観光スポット沼津港にある、巨大展望施設「びゅうお」

この「びゅうお」の魅力や大切な役割に迫っていきます!!

名前の由来

「びゅうお」の「びゅう」は、英語のオーシャンビューやワイドビューの「view」と「魚(うお)」の二つを合わせた造語となります。

多数の一般応募の中よりこの名前が選ばれました。8年の歳月をかけ工事をして、平成16年(2004年)9月26日にオープンしました。

びゅうおの役割

びゅうおの水門は、東海地震の津波から沼津住民の命と財産を守るため、静岡県が約39億円を投じて完成させました。

建設位置は、沼津港の外港と内港をつなぐ運河の上に建てられ、震度5強以上の震度を感知すると扉体が降下し津波に備えます。

扉体の大きさは、幅40m、高さ9.3m、重量406tという規模で日本一の規模を誇ります。

停電になっても扉体を動かせるように、エンジンによる自家発電機能も備わっていて万全の対策です。

万が一の時にちゃんと動くか心配ですが、しっかりメンテナンスが年2回春と秋に行われているので安心ですね。

びゅうお 沼津

なんか扉体の下側に穴っぽこがたくさんありますね。

この穴は扉体が降下し、水面に接した時に水が扉体の中に入って水面下まで下げられるように空けられています。

穴の中は鳥さんのおトイレになっていて掃除が多変だとか…

 

 びゅうお 沼津 非常階段

入り口の横には非常階段の登り口があります。非常時はエレベーターが動かなくなる心配があるため、階段を上って展望室まで避難します。

360度のパノラマ展望室へ

びゅうお 沼津

それでは、沼津の街を地上30mから360度の大パノラマを楽しめる展望室へ参りましょ~

入り口へ進むとすぐ左手に、ラブライブサンシャインのスタンプがお出迎えしてくれます。

エレベーターで地上30mへ向かいます。約30秒ほどで展望室へと到着します。

エレベーターを降り、通路を進み展望台へと参りましょう。

千本松原

沼津 千本松原

駿河湾の青さ、海辺の白、そして松林の緑のコントラストが美しいですね~

この千本松原は、狩野川河口から富士の田子の浦まで10kmの長さにわたって続いています。

潮風や暴風を防ぐ目的で

かつてはこの松林が伐採されて荒れ果てる危機がありましたが、松林を愛する人たちに守られ今の美しい景観が守られています。

(参考:愛され守り続けられてきた 沼津 千本松原の歴史)

 

駿河湾

地上30mから見下ろす紺碧の駿河湾は雄大さを感じますね~

駿河湾は、御前崎と石廊崎を結ぶ幅約55kmから、富士市の海岸までの奥行65kmの海です。

ここから見えている位置は、駿河湾のいちばん奥まった入江になっています。

駿河湾の特徴は、なんといっても日本で一番深い湾とういとこですね。一番深いところで2500mもあり、2番目の相模湾1500m、3番目の富山湾900mと比較してもかなり深い湾であることが分かります。

(参考:日本一深い「駿河湾」)

大瀬崎

駿河湾に突き出して見える岬がありますね。

大瀬崎(おせざき)です。大瀬は『おおせ』ではなく『おせ』と読みます。

大瀬崎は別名琵琶島とも呼ばれていて、駿河湾に約1キロメートルに突き出している陸繋島です。

このような地形は、海岸沿いの海流によって運ばれた岩や土砂がたまり形成されたもので「砂嘴(さし)」という地形になります。

(参考:大瀬崎)

沼津港の水揚げ

 

アジの干物で有名な沼津港ですが、魚種別水揚げ量でみると、1位はサバ、2位がイワシ、そして3位がアジとなっているのです。

また、水揚げされると選別機で自動で大きさ順の分けられています。サバは大きい物は町の市場へ、中くらいの物は缶詰になり、小さい物は肥料に使われます。

連絡通路

ラブライブ!サンシャイン!!の神回11話「友情ヨーソロー」で鞠莉さんと曜ちゃんがぶっちゃけトークをしていた場所です。

現在では中央に置かれていた椅子が無くっていて非常に残念です。

潮の音プロムナードへ続く

びゅうおを出るとすぐ近くに松林が立ち並んでいます。

千本浜公園まで続くウォーキングコース「潮の音プロムナード」は、駿河湾と松林を眺めを楽しめる遊歩道となっています。

 

 

以上、防災施設としても頼もしく、観光スポットとしても存在感バツグンの『びゅうお』でした!

 

 

 

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