煌きの丘(きらめきのおか)は、県道17号線沿いにある見晴らしの良い休憩スポットになります。
西浦の大瀬崎(おせざき)から7kmほど南に位置し、煌きの丘からさらに6kmほど南に進むと戸田(へだ)があります。
この煌きの丘は、沼津市井田にあります。「井田」は「いた」と呼びます。
さて、今回は、煌きの丘の展望台から明神池(みょうじんいけ)へつながる遊歩道を散策してきましたので、その道のりをご紹介していきます!
展望台デッキから望む駿河湾の海面は、太陽の光によりキラキラ輝いています。
そう、海面が煌いて見えるためこの「煌きの丘」とういう名前になったのです。
展望台から明神池も見えます。見てわかるように、海からすぐ近くの場所にあります。この明神池、海から50mほどしか離れていないのに、淡水が湧き出す不思議な池と
なっているのです。
展望台デッキから降りていきます。
さあ、明神池を目指して出発しましょう。目的地まで950mです。
展望台デッキから降りてくると、すぐに古墳の史跡が見えてきます。
井田松江(すんごう)古墳群です。6世紀末に作られた直径約11mの円墳で、県指定史跡となっています。
どんどん進んでいきます。
因みに、この日は8月の真夏日。セミが元気に鳴いていました。
進むにつれ四方は木々に囲まれ、オールサラウンド状態でセミの大合唱を鑑賞しながら歩いていきます。
途中途中で木々の間から下の様子が見れます。
ちょっとずつ明神池に近づています。
井田の田園風景と駿河湾。
だんだん進んでくにつれ、道が石でゴツゴツしていきます。
ところどころ、ベンチが設置されいて親切設計ですね。高台からの眺めを楽しみながら一息。
なかには大自然とほとんど同化してしまっているベンチも見かけました。
落石注意とのこで気を付けて進みましょう。
さいどびゅ~
出発してから10分強ほどかかり…
さあ、ここが最後のヘアピンカーブ!ここを抜けると、道路が見えてきて視界が開いてきます。
そして、その先には目的地の明神池が…
目の前に明神池が広がります。周囲約650mとなっています。
遠い昔、この池の部分も駿河湾の海の一部だったのです。長い時間かけて海の流れ岩が運ばれ、入江の湾口が閉ざされていき今の形になりました。
水面のさざ波を眺めながらゆったりとした空間に囲まれ気分が落ち着きます。
大瀬崎の神池(かみいけ)のときは、水辺に近づいただけで無数の鯉が群がってきたので、明神池でも鯉と戯れるかなと近づくが…
何も寄ってきません…。
調べると、ニホンウナギやタニシが生息しているとの事ですが、ひっそりとしています。
明神池の周囲も遊歩道になっていますので、ぐるりと一周歩いて回ります。
長閑な遊歩道で心が癒されます。
回りを半周ほどした場所からの景色。
あの目の前にある、山の山頂から降りてきたのです。
立派な木製の架橋を渡って明神池を横断。
さて、今度は展望台の戻るため上っていきます。普段ヒッキーの私にこの登りは堪えました。
以上、今回は煌きの丘から明神池までの道のりをお伝えしました。
近くの大瀬崎の神池と戸田の御浜岬も綺麗でおすすめですよ!