とりあえず、ジントニック
カクテルの定番といえば、
やっぱり 「ジントニック」!
とりあえず「ジントニック」‼
BARに入って何を注文するか迷ったら、ジントニックを頼んでおけば大抵なんとかなります。
言うなれば居酒屋での、「とりあえずビール」みたいなもんですね。
他に有名なカクテルで「マティーニ」とかあるけど、アルコール度数がちょこっと高めの42度なので、
お酒に飲み慣れてないと1杯飲むのもキツイかもです。
ジントニックの歴史
さて、ばーてん!の第1話にも登場してるジントニックですが
どんなカクテルなのでしょうか?
時代は18世紀。
欧米諸国さん達がわざわざアジアまでお越し頂き、せっせとbusinessをされてた時代。
イギリス東インド会社の社員さん達はインドに出張しお仕事に励んでいたわけですが、当時インドでは熱帯病のマラリアが流行していたのです。
熱帯病に対する医学的知識も技術も現在に比べ不足していのもあり、たくさんのイギリス人が逝去しちゃいました。南無。
そんな中でも、このマラリアに対抗するお薬があったのです!
そう、それが キ ニ - ネ でした
キニーネは南米で生えてるキナの樹皮からとりだしたもので
アルカロイドという植物成分が効果があったのでした。
これで無事マラリア対策もバッチリだね!
ところが、ちょっとだけ問題があった。
そう、このキニーネ
す ん ご く 苦 い
そこで、イギリス人たちはこのキニーネに砂糖や炭酸水を混ぜて少しでも飲みやすいようにしてみました。
ついでに酒も入れてみよっとジンも混ぜてみました。
ジ ン ト ニ ッ ク の 爆 誕 で あ る。
因みに、ジンも薬の効用がある飲み物のして大いに活躍したけど、また別のお話で。
ジントニックは店の顔
ジントニックのレシピは、ドライジンとトニックウォーターをかき混ぜるてカットしたライムを添えるだけ
という至ってシンプルなレシピなんです。
そして、シンプルなだけに作るバーテンダーの腕前が如実にあらわれるカクテルなのです。
また、どのドライジンを使用して、どのトニックウォーターを使うかは店ごとよって色々違ってきます。
他のカクテルにも言えることですが、その店がどの銘柄のお酒を使用しているのかを見て楽しむのもBARの醍醐味の一つです。